AI時代の二極化


昨日は大月に出講する前期最終日で、学生に3分ピッチをやってもらいました。去年との違いは、半数程度の学生が発表資料をAIで作成していることです。終わって気が付いたのは、パワーポイントの資料は覚えているのですが、その資料を誰が発表したのか顔を思い出せないことです。資料は立派なのに、その内容を咀嚼して自分のものにしていないので、話し方も自信がなくたどたどしくなります。学生がプレゼンを苦手にするのは今に始まったことではありませんが、資料の見た目が良くなった分一層目立ちます。もはや見栄えのする資料には価値がなく、人間勝負の時代が再びやってくるのなら歓迎すべきかもしれません。AIはどこまで行っても外付けメモリであって、自分の頭で思考し内容を消化していないと、人前でスムーズに話すことができません。AIを使って飛躍する人と、AIを取り上げられると何もできない人の二極化が始まる気がします。

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