


旧前田侯爵邸のある駒場公園内で営業する、BUNDAN COFFEE & BEERに行きました。ひと気のない日本近代文学館の1階にひっそりとたたずむ、隠れ家カフェです。「日本サウナ史」の著者でもある草彅洋平氏の個人コレクションとされる書籍が壁一面に並びますが、雑多な内容で特段テーマ性やその人柄を感じることはできません。サラリーマン時代から仕事を始めることが苦手で、仕事にも転地療法が必要だと思います。パソコン一台をもって家から離れると、やっと仕事をする気になるのですが、フリーWi-Fiが災いしてAIとのチャットを始めてしまいます。この店を目的に来ない限りたどり着かないロケーションにも関わらず、9時半の開店からしばらくすると大半の席が埋まります。結局目的の仕事ははかどらなかったのですが、全身の力が抜けていくような静寂とある種の懐かしさの漂う空間に身を置くと、様々なインスピレーションを受けることは確かです。