
サウナの火災はたまに聞きますが、赤坂の高級プライベートサウナでの死亡事故には衝撃を受けました。発火の可能性があるのはストーブとタオル、スマホですが、火が出た経緯に注目が集まります。ドアハンドルが内外ともにはずれ脱出できず、フロントの非常通報装置の受信盤の電源が切られていたことからして、業務上過失致死が問われると思います。工作物に瑕疵がある上に安全配慮義務違反が重なります。通常のサウナでは、押すだけで出られるパニックドアにするのが常識ですが、別の部屋でもドアハンドルのガタつきがあるとされ、インフルエンサーも行く有名店にしてはあまりにもお粗末です。プライベートサウナのリスクが最も悲惨な形で起きたのは、ブームによる粗製乱造が招いた悲劇であり、利用者の命を預かる事業であることを改めて自覚すべきでしょう。