
久しぶりに熊と遭遇しました。北アルプスや福島の山では何度か見ましたが、見たのは大月駅から近い九鬼山と久美山の中間の鞍部です。15mほど先でこちらを伺う熊の体長は1.4mほどあり、山中で見る黒い塊は迫力があります。そして短距離選手より早い速力を活かして、急峻な深い谷を勢いよく駆け降りていきます。付近は人里に近い植林の森ですが、栗の木も多く、熊が生息する環境にも見えます。大月駅と上野原駅を結ぶこの稜線を歩く人は少なく、適度なアップダウンもあり、おなかの脂肪を落とすには好都合です。この日は22.3km歩き、累積標高は2,700m、消費カロリーもフルマラソンを超えますが、腰痛以前なら無補給で歩けた距離です。腰痛で山に行く機会が減り、エネルギー産生システムが変わったのか、後半は低血糖になりペースが落ちます。ロングトレイルが好きなのは、それが内省を促し、体との対話の時間となるからのような気がします。