リアルな本への回帰


農、食、アートと自然の共生体験施設KURKKU FIELDS内に、一昨年開業した地中図書館に行きました。30年ほど前に米国西海岸ビッグサーの海岸の土手に、半地下状に埋設された客室を持つリゾートホテルに泊まって以来、そんなホテルを作りたいという夢があります。巨大なすり鉢状の土地の中腹に埋もれる図書館は、ティアドロップ型の中庭を本棚の回廊が囲み、洞窟のようにも見えます。魅力的な個室の天井からは自然光が注ぎ、コンセントもあるので調べものなどに最適です。蔵書も好みの本が多く、もし宿泊したならこの図書館から離れないでしょう。今の季節でも魅力的なランドスケープは、草木が生い茂る季節なら生命力をもらえそうです。電子書籍が普及するにつれ、リアルな本への回帰はより魅力を増し、こうした図書館は今後も増えていく気がします。

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