

香川県の塚原から風呂への往復には東九フェリーを使いました。先週も徳島からの帰路、10年ぶりに乗りましたが、これほど優雅な交通機関もないと思います。豪華客船に乗らなくても船旅は贅沢な時間で、レストランもない物流主体のフェリーでも同じです。出航を待つ有明の東京港フェリーターミナルの、トレーラーが行き交う夕暮れの風景も非日常なら、乗船するなり展望浴室に行き、離岸風景と東京湾の夜景を眺めることも普段できない経験です。水平線から昇る日の出を眺めながら窓側席でコーヒーも飲むことも船旅ならではの楽しみで、徳島までの18時間は退屈することがなく、まとまった仕事を持参すればなおさらでしょう。妥当な料金も含めて西日本に車で行くなら、多少遠回りでもこのルートで旅の風情を味わいたいと思わせます。飛行機や列車との違いは、船内が広いことから様々な移動の楽しみ方があることだと思います。