N-VANを定期点検に持ち込みました。自分で買った車は伊伊英独英米伊製で、日本車の正規ディーラーに足を踏み入れるのは学生の頃以来です。当時の自動車雑誌には、スカイライン対BMWといった記事が多く、国産車は常に欧米、特にドイツ車の後塵を拝する存在でした。そのため左ハンドルなどへの舶来信仰に支配され、信頼性が高く合理的なことを分かっていても、国産車を避けてきました。日本製に乗ることは自分のアイデンティティさえ失うという思考に支配されてきたと思います。1時間半ほど待っていると、点検・整備を終え、作業内容の写真とともに、きれいに清掃された車が戻ってきます。当たり前の風景でしょうが、世界の頂点に達した日本の車を手に入れてみると、それが軽の商用車であってもエキゾチックさを感じ、やっと車と本音で向き合えるような気がします。