生きる意味

K2(8,611m)で滑落した平出和也氏、中島健郎氏の救助活動打ち切りが発表されました。事故から4日目の苦渋の決断ですが、ヘリコプターのパイロットが2人の位置を確認していただけに悔しさが残ります。崩落による二重遭難の恐れなどから、救助活動の終了を決めたと言います。2022年の8月8日の朝4時半頃、北アルプスの北ノ俣岳山頂でTJARの取材をしていた平出氏にお会いしました。太郎平から登ってくるトップグループの選手を待つ間にK2の話を聞き、以来無事に偉業を遂げてほしいと願っていました。このときは大きなザックを背負いながら軽い足取りで先行していき、黒部五郎小舎での食事中の姿を見かけたのが最後となりました。周囲は危険な冒険を避けて欲しかったと思いますが、生きる意味、生きる大義とは人生の冒険にあったような気がします。群れの先頭に立たなければ、見える世界はいつも同じなのでしょう。

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