南会津でサヴォッタのテントサウナをしました。ロシア製のMORZHが簡単に100℃超に達するのに対し、75℃以下での使用を前提にします。断熱材がなく足元から冷えた空気が入り、今の季節でさえ75℃に到達させるには薪をふんだんに燃やす必要があります。しかし60℃を超える頃には湿度60%でも汗が吹き出し、昨今の熱さ至上主義の風潮などどうでもよくなります。鳥の鳴き声、川のせせらぎ、薪のはじける音を聞きながら木々の緑を眺めると、スペックにこだわるよりもその原点に戻るべきだと思います。フィンランドのサウナ、スウェーデンのバストゥ、ロシアのバーニャは似て非なるものですが、その成り立ちは冷えた体を温めることだと思います。極端な高温や極寒の水風呂が賞賛される日本のサウナブームは長続きしない気がします。我慢不要の60℃のサウナで汗を流し、体感15℃の川につかり青空を眺めると、サウナは自然を楽しむ原点に戻るべきだと感じます。