瞑想不要の絶壁

昨日はいつもお世話になっているアーチェリー場(フィールドアーチェリーレンジ)に行きました。白河から来ると、日光国立公園のゲートを抜けてすぐの場所で、今はちょうど桜が見ごろを迎えていました。私が生まれた年にリンゴ畑をアーチェリー場に変えて以来50年以上も営業しているそうです。85歳のオーナーは年齢を感じさせないほど若々しく、現役で仕事をすることが健康長寿の秘訣なのだと思います。

今朝も阿武隈源流を見下ろすお気に入りの絶壁に行き朝食を食べました。四方を山に囲まれ二本のブナの大木の根元にあるこの場所は、ちょうど一人が座るのに適当な落ち葉のソファーになっています。足元は阿武隈源流にオーバーハングする形で100m近く切り立っていますので、落ちれば助かりません。ここに来ると不思議なもので、何をするわけでもないのにいつまでいても飽きません。瞑想と言わずとも純粋に今のこの一瞬にフォーカスでき無用な不安が消え元気になります。巨樹のある場所はパワースポットだと言われる所以が理解できます。

足元の至るところで生命が地表に顔を出し活動を始めています。ここで食べる朝食は簡単なものでも味わい深く満足できます。完全であり一貫性のある自然に身を置くことで、何が本質かを見つめることができそうです。健康な食事とは実は非常にシンプルなもので、小食、良く噛む、感謝する、といった程度のことだと思います。人は自分の内面と向き合いはじめて健康になれるのであって、人の良さ弱さにつけ込むような健康産業で健康になることはないと思います。

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