身体感覚を奪われた自動車の未来

大半の人には関係のない話ですが、マツダのCX-3が6段MT車を廃止して、トランスミッションが6段ATのみになったことはショックです。マニュアル、四輪駆動、ディーゼル、左ハンドルという理想の車の条件に一番近かった車がまた一台消えたことは、人が操る自動車の終焉を思わせます。フェラーリやGTRなどのスポーツカーでさえ、MT車が選択できなくなり久しく、加速も燃費性能も劣るMT車に乗る意義は年々薄れています。最高峰のF1カーもオートマ化され、マクラーレンがeスポーツ競技でテストドライバーを採用したように、身体感覚を奪われた自動車の未来は、リアルとバーチャルの境界が消えていきます。自動車のAT化、EV化、AI化は運転席に人のいない暗黒の未来に通じます。最適解を求める知能勝負なら人は不要となり、人と機械のインタフェースを探求する知性最後の砦がマニュアルトランスミッションだと思います。

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