昨日は佐多岬半島に行きました。四国の最西端にある半島は、リアス式海岸で良港に恵まれ、その背後には急峻な山地が迫り、植生も含めて南伊豆あたりを思わせます。全長約50km、最大幅6.2km、最小幅800mというほとんど平地のない、日本一長く細い半島は風が強く、風力発電の巨大な風車が林立しています。みかんの生産量ではトップの座を和歌山県に譲った愛媛県ですが、柑橘類の合計では今も日本一の座を守り、急峻な山地の至る場所に作業用モノレールが設置されています。道の駅などで売られるみかんはおおよそ東京の半額で、詰め放題500円のみかんは、東京なら安い店でも1,000円以上はします。細いことと変わった名前以外に知名度が高くない佐多岬半島ですが、両側に海を望む独特の眺望や美しい海、海産物や柑橘類に加え、明治期の産業遺構が残るなど、一級観光地の資格は十分にあると思います。