三浦雄一郎氏が先月末、90歳で富士山の頂に立ったと言います。87歳のとき8カ月の入院をして、その際のリハビリの目標が富士山だったそうです。往年の冒険家にも山岳用車いすが必要でしたが、1988年に富士山最高齢登頂を達成した五十嵐貞一氏が、101歳10カ月だったことには驚かされます。富士山初登頂は73歳のときで、その後妻に先立たれ供養を兼ねて、15年のブランクの後、89歳のときに再度富士山に挑み、以来13年連続で富士登頂を成し遂げたとされます。元気な長寿者に共通するのは、年齢を気にしないことだと思います。自分は歳だと思えば、73歳で初めての富士山に挑む気など起きないはずです。全ての書籍には加齢とともに体は弱ると書いてありますし、多くの著者が若返りなど不可能だと言いますが、この常識を受け入れた人から弱っていくのでしょう。