無限の可能性

日本のトレイルランニングを世界に知らしめたTJARの裏レースとも言うべき、第一回のSTSが終わりました。石川県白山市の美川臨海公園から、小田原市荒久の灯台までは本家を凌ぐ455kmあり、白山、御岳山、富士山の3大霊山を含む木曾駒ケ岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳を超える累積標高22,000mは、もはや草レースなどと呼べない壮大さです。TJARが4人の参加者1人の完走者から始まったのに対して、今回の完走者3名はいずれもTJAR完走者です。自分の足で8日以内にゴールする以外に細かなルールがないのは、間違っても歴戦の強者しかエントリーしないからでしょう。灼熱のこの時期に、気の遠くなるほど長い炎天下のロードを走るなど狂気の沙汰ですが、エクストリームスポーツの世界では、前例がないほど短期間に人間のパフォーマンスが大幅に向上しています。自分の可能性を封じていたメンタルブロックが解けることで、人体は無限の可能性を手にするのでしょう。

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