不正請求事件により金融筋からも業界からもノーを突き付けられ、事業継続が困難なビッグモーターですが、それで思い出すのが、すぐに部品を交換させようとするメーカーの姿勢です。車体と同じ色に塗られたバンパーなどは少しこすった程度でも傷になり、みすぼらしく変形し復元しません。その点でフィアットのバンパーはなぜかよくできていて、後続車にかなり激しく追突されてもそれほど傷が目立たず修理する気になりません。他人の車をバンパーで押して駐車場所を確保するような国柄もあるのでしょうが、不思議と鷹揚な気持ちでいられます。バンパーは衝撃吸収が本来の機能ですから、かする度に交換をさせるようなメーカーの姿勢には疑問を感じます。2013年に発表されたシトロエン C4カクタスは、ボディーの周囲をエアクッションで守っており、修理代を節約できます。機能性だけではなく、デザイン性も兼ね備えた合理的な車に魅力を感じます。