フィアットが4回目の車検から戻ってきました。法定点検以外に修理工場に入ることはなく、9年で走った18.4万kmは1台の車としては自分史上最長です。唯一のトラブルは一度追突されたことですが、相手のアクアがヘッドライトを壊したのに対して、フィアットはほぼ無傷で修理をしませんでした。信頼性や耐久性に加えて、これまでの平均燃費は軽油1Lあたり19.14kmと経済的で、イタリア陸軍が採用するほどの悪路走破性を見せます。大衆車に強い愛着を感じるのは、最も多く製造される車こそあらゆる面で優れており、決して裏切られることがないからです。これまでに乗った車はフィアットより高価格ですが、高い車ほど、手の込んだ不必要なギミックが壊れ幻滅させられてきました。最低価格の大衆車のコスパの良さを知ってしまえば、そこから先の付加価値は、執着の対象でしかないのでしょう。