モスクワ防衛戦かと世界を震撼させたワグネルのプリゴジンは、ベラルーシに亡命したとされます。気の早い人たちはロシアの解体が現実味を帯びてきたと色めき立ちます。米英により準備されたロシア転覆クーデター説や、ワグネルが直接キーウに侵攻するための陽動作戦説など、様々な憶測が飛び交うのは、あまりに成り行きが劇的かつ不可解なことばかりだからでしょう。間違いないのは、われわれが歴史の転換点に立ち会っていることだけです。戦争にせよ、疫病にせよ、世界に不幸が絶えないのは、それらが巨大なビジネスだからという主張には説得力があります。コロナ騒動がありえない大きさのビジネスが生み出したことは事実で、個々人が幸せを望むことなどお構いなしに、いつもビジネスの中心にあるのは不幸です。金中心の考え方が人々の心を汚す限り、平和で健康な未来は望めないのかもしれません。