東京大空襲の3月10日、東日本大震災の3月11日と、風化させてはならない日が続きます。徒歩で帰宅した12年前の記憶は鮮明で、以来出かけるときは帰る方法を考えるようになりました。それは旅行でも同じで、三週間滞在する那覇での荷物はいつでも走れる16リットルのトレランザックのため、半径10km程度の移動は自分の足です。ハプニングがつきものの旅において、荷物が少ないメリットは臨機応変な対応ができることです。2019年に家族とマカオから中国に移動した際、乗り合いバスを間違え4、5km離れた波止場に降ろされましたが、自分の足で移動し予定していたフェリーに間に合いました。風光明媚な自然や都市の刺激を享受する最善の方法は旅先で走るラン旅だと思います。新幹線や飛行機の高速移動は脳を疲れさせ、ナチュラルキラー細胞の活性を低下させますが、それは人類史における移動も労働も身体を動かすことが中心だったからでしょう。