アバターが旅行をする時代

昨夜はベルリンを旅行中の娘とLINEでビデオ通話をしました。東西分断の象徴であったベルリンの壁や、東西ベルリンの国境検問所であるチェックポイント・チャーリー跡などのバーチャルツアーは、それなりの臨場感があります。数日前はスウェーデンの凍った海の上からビデオ通話があり真冬の雰囲気が伝わります。今は取り立てて旅行に行きたいとも思わないので、自分のアバターが旅行をする時代を歓迎すべきかもしれません。旅に気が進まない理由はその本質がアウェイだからのような気がします。外食に行って落ち着いて食事ができないのも、初詣に大きな神社に出かけてどこか真実味がないのも、アウェイの環境ではリラックスして自分の内面と向き合えないからだと思います。不慣れな非日常で体調を崩すリスクを冒すより、歩き慣れた山歩きをした方が本心から充実します。暮らすような旅が人気なのもそのためでしょう。

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