昔は品質が高かった

昨日は天丼専門店、日本橋天丼金子半之助の日本橋本店に行きました。国内21店舗(内FC3店)米国5店舗、台湾2店舗の本店にしては日本橋の裏通りの分かりにくい場所にあり、1階にカウンター6席、2階にテーブル14席の小さな店です。総板長金子真也氏の祖父で明治38年創立、唯一の天ぷら専門の日本料理職業紹介事業一心会の二代目会長の名を冠した店は、伝統を装いながらベンチャー企業が運営します。穴子、海老2本、烏賊、半熟玉子、野菜を合わせた豪快な天丼に、門外不出の江戸前の丼たれがかけられ、丼鉢は底に空洞を施し保温効果を持つ有田焼を使用します。老舗イメージのある日本橋にあって、1,330円という比較的リーズナブルな価格によりアイドルタイムでも行列ができます。トレンドが移り変わる洋食に対して、戦前の庶民に愛された生粋の江戸前天丼というノスタルジーに訴えかけるのは、昔は品質が高かったという信念が今も残るからかもしれません。

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