日本人も犠牲になったソウルでのハロウィーン事故は、大半が10代、20代というむごさが悲しみを広げます。通勤電車が今より混んでいる時代に、将棋倒しに近い状況になり胸を圧迫されてどうすることもできず、命の危険を感じたことがありました。それをはるかに超える群衆雪崩により、何が起きるかは想像に難くありません。明石の花火大会事故以来、人込みに近寄ることを避けていますが、都市生活においては期せずして事件や事故に巻き込まれることもあります。秋葉原通り魔事件は安全なはずの歩行者天国区域で起きた事件で、自分に降りかかる可能性は誰も否定できません。事故の原因究明はこれからですが、集団でお祭り気分に酔う状況で警戒心が薄れたことは主因かもしれません。集団行動を重視して、大切な判断まで人任せにする日本人こそ、事故の教訓を胸に刻むべきでしょう。