昨日は西岳経由で権現岳手前にある、のろし場(2,530m)にラブラドールと登りました。山に登りながら自分と向き合うには自分のペースで歩める単独行動が理想ですが、人間よりはるかに走力があるにもかかわらず影のようにピッタリと寄り添うラブは、ペースを乱さない最良のパートナーです。何が起こるか分からない山では単独行は避けるべきですが、勝手を知る八ヶ岳南部であれば、ある程度のリスクは想定できます。他方で、標高2,500m前後の山域は気象変化や滑落が致命傷となる可能性もあり、朝の散歩程度の山行でも、応急処置用になるバフ、防寒具、予備電源、ライト、非常食などセルフレスキューの備えが必要です。一方日常生活に目を向けると、食料危機や必ず起こるとされる首都直下地震、富士山の噴火に対して、多くの都市住民がほぼ無防備なのは、山で何かあればすぐに携帯で助けを呼べると勘違いしているようなものかもしれません。