消費する自由の代償

都心では夏本番を思わせる2日連続の猛暑日となりました。全国旅行支援策が7月前半から開始されると発表されましたが、テント泊の山旅以上に贅沢な旅はないと思いますので、消費を最小限にとどめる燃費の良い暮らしが心地よく感じます。お金を使わない生活なら心に余裕が生まれ、むしろ人生の選択肢は広がります。一方で燃費の悪い贅沢な暮らしは、往々にして体に悪く将来の健康リスクを抱え込み、人生の活動的な時間を短くします。世間が信仰する消費する自由の代償はお金だけではないと思います。人と会うことは高揚感を得ますが、他方で交友関係が広がるほど時間を拘束され面倒ごとを抱え込む可能性も高まります。料理の品数や量が少なくなるほど気が散らなくなり、ご飯の一粒に意識が向かい、より深く味わおうとします。消費から距離を取るほど日々の生活が有難く、足るを知れば感謝の気持ちが芽生えるものでしょう。

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