昨日は鹿児島の妙見温泉の湯治棟に泊まりました。一人3,500円ながら3人が泊まるのに十分以上の6畳二間で、何より三方を木立に囲まれた露天風呂は高級旅館並です。建物は場末の湯治場の風情ですが、快適な高速Wi-Fi環境が確保され、必要な機能以外は過不足なく、金額に見合った以上の価値を感じる宿は最高です。高級な宿に泊まることがないのは単にケチということに加え、値段の高い宿はいずれも不要なお仕着せサービスばかりが目立ちこの基準を満たさないからです。レストランでも旅館でも値段が高くなると、売り手側が偉くなり押し付けサービスが増えていきます。高級店になるほどお客に主導権があるようで、実は押し売りを断れないだけだと思います。高いお金を出して何か不満が発生すると許せない気持ちになりますが、この値段で泊まるのは申し訳ないと思える値段の宿に対しては元々感謝しかないので、不満を感じるはずもなく些細な親切でも感動します。