八ヶ岳の三ツ頭に登る途中のヘリポート跡にベンチがあります。元々プラスティック製の風景にふさわしくないものでしたが、昨日見ると落ち着いた色の木製ベンチに変わっていました。取付けられた金属プレートには、一昨日麓の遊歩道で会った外国の方の飼い犬らしい名前が書かれています。思い出の地に愛犬の名を刻み、多くの人の目に触れ、何より役に立ち、人の心に何かを伝える気の利いた方法だと思います。犬と山に登る素晴らしさは日本では認知が広がりませんし、山に犬を連れて来るべきではないと考える人もいます。大型犬でも人の体重の3分の1程しかなく、躾けられた犬であれば人や自然への影響も最小限です。ロンドンの美しい公園ではリードを外して散歩する犬を見てうらやましく思いますが、皆が節度を持って行動し、周囲が合理的に受け入れることが成熟した社会なのでしょう。