食事を減らしていくと、食べるほどお腹がすき、稼ぐほどお金が欲しくなり、満たされようとするほど満たされない不都合な真理に気づきます。執着による負のスパイラルが永遠に自分を欺くことに眠れる羊は気づきません。それは今日の社会が便利になり、生活が快適になり、命を守ることができるのもひとえに人間の欲望と執着のおかげだからです。欲望を開放することこそが人類の明るい未来を開くとの信念は人類最大の宗教であり、天使の存在を否定できないゆえに、それが悪魔に豹変することも否定されるのでしょう。真実を明らかにしようとする行為は文明社会の共犯者である現代人の存在否定につながります。この矛盾が起こる理由は人間が利己的欲望を満たそうとするスタンドアローンの脳と、より大きなクラウドとも言える意識の二重支配を受けるからでしょう。食事を減らすことのメリットはたくさんがありますが、最も重要なことは頭がクリアに覚醒することで深い場所にある意識につながることです。食事を抜くだけでこの世の全てが有り難く思え、同時に正常こそが狂気だと気づくとき初めて至福に出会えると思います。