幸せは自身の内側に

皇位継承者の宮家における結婚問題はありえない方向で決着するようです。事実上の勘当とは言え、年金詐取、傷病手当詐取、借金問題、相次ぐ身内の不審死などの深刻さを考えると、駆け落ちの影響は英国王室に向けられた嘲笑以上になるかもしれません。皇室の不自由な生活を離れたいにせよ、その自己破滅的な選択に今度ばかりは同情の声は聞かれません。誰にも幸せを追求する権利がありますが、皇室を離れれば幸せになれるという考えは、お金があれば幸せになれるという考えと同じです。条件付きの幸せが脆いのは条件の対象が常に自分の外側にあるからです。幸せになることは誰にとっても最終ゴールであるにもかかわらず、多くの人が回り道をする理由は、物質主義と消費社会という外の世界が自分を幸せにしてくれるとの迷信があるからだと思います。神経伝達物質はあまりに小さく短命ながら、物質であるために自身の思考や感情を把握する手がかりになります。数世紀かかり突き止められたその正体によって、幸せは自身の内側にあることが証明されるのでしょう。

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