経済にとって好ましい幸せ

コロナ禍でほぼ外食が無くなりモノも買わなくなりました。洋服収納を見るとこの1、2年で新たに加わった衣類はありません。Amazonの注文履歴で2年以内に買った最も高額な商品はラブラドールの10kgのドッグフードぐらいでいずれも必需品ばかりです。消費をしないことは消費をすることと同様に心を豊かにすると思います。次々と発売される新商品が欲しくなる移り気なドーパミン系の快楽に対して、同じものを大切に使うオキシトシン系の快感があり、ハイパーコンシューマリズムの狂気から覚醒すれば自分の内面に目が行きます。消費に夢中になり人生を騒々しくするために金を使い、金を稼ぐために人生をすり減らすなら、いつまでも失う不安を抱えることになります。人が幸せを感じるホルモンは4つあるとされますが、オキシトシン的な幸せが気づくことに対して、ドーパミン的幸せは何かを手に入れることで得られる幸せです。手に入れる幸せは次の報酬を求めてその欲求が際限なくエスカレートして幸せが続かないために、どこまで行っても欠乏感のある、経済にとって好ましい幸せなのでしょう。

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