執着と中毒を絶ち切るのは簡単

コロナ禍ならぬコムロ禍と呼ばれる皇室問題は親戚3人の相次ぐ自死など火曜サスペンス劇場の様相を呈してきました。サスペンスドラマの多くが描く金への執着がもたらす惨禍は、一般人にも無縁ではありません。金のない不幸を逃れようとするあまり、人は金に執着する不幸の罠に気づきません。欲望を限りなく増殖させ執着を生み出せば、やがてそれは憎悪と結びつきます。生きる上で必要な欲は人生の牽引力になる反面、終わりなき執着が自らを破滅に導き、向上心と屈折した貧しさはときに紙一重です。多くの宗教由来の慣習に断食が含まれるのは、最も身近な執着が食べ物だからだと思います。食べ物への執着が薄れると物事への執着も薄れやがて心は浄化されます。一方で、プライドや見栄、虚栄心のために消費をするならその執着は人生を支配するのでしょう。心の執着と体の中毒を絶ち切ることは一見難しそうに見えて、実は簡単だと思います。不要なものを捨て執着と中毒の対象になりそうなものに近づかないだけです。ヒエラルキーを意識させる消費や血糖値を上げる食品を遠ざけ、いつも控えめで感謝を心がければ心身は健康になるのでしょう。

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