昨日は誕生日で自分が生まれた頃に建てられたマンションを見に表参道、神宮前に行きました。今ではヴィンテージマンションと呼ばれるこれらの建物群は半世紀が過ぎた今でも色褪せない魅力を放ちます。ル・コルビュジエに師事した坂倉準三の流れを組むモダニズム建築は経済成長期に入る頃、SOHOのさきがけとなる都心居住と仕事の両立を考えていました。世界は人の接触量を増やすことにより成長してきましたが、非接触社会はその流れを止めます。街を歩くと営業しているはずの店に人影はなく、誰もが知る有名店が撤退し路上生活者が増えました。半世紀以上前に生まれたマンションが今も輝きを放つのは未来を描いていたからだと思います。今の時代に未来を描くとしたら何が提案できるのか考えます。それはすでに顕在化しているがごくわずかな人しか気づいていない生き方であり、ワーケーション的な具現化したコンセプトではない気がします。目先の収支を我々は気にしますが、ポストコロナの時代には生産性概念そのものが変化を遂げていくのでしょう。