1兆円と8万円は変わらない

トランプシンパ対トランプ嫌いによる米国を二分した大統領選挙が終わりました。静かに浸透して分断による混乱を引き起こすのは共産主義の手口です。分断理由のひとつは経済格差ですが、人々が金に執着するのは富が幸福に直結するという信念があるからでしょう。一人あたりGDPが6倍になっても生活満足度は変わらず、年収1兆円の米国の富豪と年収8万円のマサイ族の幸福度が5.7%しか違わないと言う世界規模の調査もあります。一方が贅を尽くした生活と最高の医療を受けられるのに対して、もう一方は牛糞と泥の家に住みエイズの蔓延により40歳ぐらいまでしか生きられないにも関わらずです。幸福という感情は一見複雑な心の動きに見えて実はシンプルな科学の統一原理により説明が可能でしょう。ドーパミンやオキシトシン、セロトニンといった神経伝達物質が脳の特定部位を刺激することによって楽しいとか、幸福と言う感情を生み出しますが、これらの分泌量には大きな個人差がなく「ものすごく幸せ」という感情は幻想です。大統領選挙と同時期にスイスロスチャイルド家当主の急死や世界で相次ぐ政権に近い資産家の不審死を聞くと、強欲により失うものの大切を思います。

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