鈍感力は防衛本能?

週末にもうすぐ88歳になる義理の父が家に来ました。普段から一人で生活をして海外も含めどこにでも一人で出かけ、いくつになっても自立する姿は最も身近なロールモデルです。依存をしているのに内弁慶な世間の男性は妻に先立たれると短命ですが、足腰も丈夫でそんな気配などありません。驚いたのは再婚話を持ち出すところで、父を一番尊敬するのは「その年で」という世間常識の発想をしないことです。何かを年齢のせいにした時から死へのカウントダウンが始まると思います。かつては喫煙もしていたほどで決して健康オタクではありません。健康長寿の秘訣を分析するなら欲と鈍感力だと思います。趣味と実益を兼ねた株式投資のために社会人以上に経済誌を読み、重厚長大産業で勤め上げた割には人への忖度など全くしないその鈍感力も不愉快を超えて尊敬に値するレベルです。真面目でストイックに仕事に向き合う人気俳優の自殺の報を聞くと、ある程度のいい加減さや鈍感力は人間の防衛本能なのだと思います。

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