出入り自由のおおらかさ

桜の季節が終わる東京から花粉症のない新甲子温泉に戻りました。汗ばむほどの東京とは打って変わって、南湖神社の冷たい朝の空気が心地よいです。福島では桜前線が福島、郡山、白河と南下すると言われていて、昨年の白河の桜は4月15日前後がピークでした。二度花見ができることも二拠点居住のメリットです。10日間を過ごしたハノイが生きる活力と若々しい刺激に満ち溢れているのに対し、東京は少し落ち着いた大人の刺激があり、静けさに包まれる阿武隈源流は自身と落ち着いて向き合いたくなります。それぞれの土地で脳の思考回路が変わることも多拠点居住のメリットだと思います。ぼくが福島で旅館を買ったとき、「骨を埋める覚悟がなければうまくいかない」と助言する人もいました。その意見は一面真理なのですが、他方でそうした窮屈さが地方から若者を遠ざけてきたと思います。今人をひきつけている地域は徳島県の神山町にしても出入り自由のおおらかさがあります。

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