持続的な幸せ

今朝の新甲子温泉は朝霧に包まれ、東京とは別世界の冷涼な気候です。ここで暮らすようになってからよく幸せについて考えるようになりました。都市に暮らしているときは、美味しいものを食べる、海外旅行に行くといった脳が感じる刹那的なHappyを幸福だと思っていましたが、それは持続性のない空虚な幸せだと思います。

日常のなかにある小さな幸せが連続する状態が幸福だと思います。源流の森で沢音を聞きながらパソコン仕事をする、夜明け前に焚火をしながら星空を見上げる、ラブラドールと朝霧の森を歩く、足元に山菜や可憐な花を見つける、温泉から那須連峰に日が沈むのを眺める、阿武隈源流を見下ろす丘で本を読む、早朝のトレイルを駆け降りる、夕暮れ時に友人と薪のパエリア鍋を囲む、誰もいない展望台から朝焼けを眺める、そんなささやかな幸せが連続することが幸福だと思います。他方、都市生活で見出す幸せの多くはお金で得る断片的な幸せです。

さらに言えば健康であることやお金の心配がないことは重要だと思いますが、必ずしもそれが絶対条件だとは思いません。幸せは自己の内面にあると考える人が増えれば、自然に恵まれた過疎地の未来は必ずしも暗澹たるものではないと思います。

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