例外的親友


昨夜は豪雨とともに森に雷鳴がとどろきました。縮こまって小刻みに震えていた怖がりのパセリを思い出します。パセリの存在の大きさは、以前のシーザーの時とも違いました。ラブラドール犬は最も好きな犬種でシーザーもいい子でした。パセリの存在が特別なのは、人生の転換期の伴走者を知ならいうちに生きる支えにしていたからだと思います。人間の愛情こそが最も尊いと多くの人は考えるかもしれません。しかし、私は犬が相手なら信頼の全てを預けることができます。何も話しませんし、何かをしてくれるわけではありません。ただ真剣な眼差しで静かに人の話を聞き、決して裏切ることのない存在です。私は普段「親友」という言葉を使いません。友情は相互の関係であり、相手の内面が分からない以上、ことさらに親密さを強調する必要を感じないからです。人間嫌いでも人間不信でもありませんが、例外的に親友と言える存在が彼女だった気がします。

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