昭和型大型旅館の生き残り戦略


先日、鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝に泊まりました。「素泊まりビジネスリゾート」というコンセプトは私のように地方を移動しながら働く者にとっては魅力的です。他方でWi-Fiが遅いのは片手落ちに見えます。バス、トイレ付の10畳がシングル利用で5,600円というのは、文句を言えば罰があたる値段ですが、旅館再生を経験した者として学びになります。徒歩15分の鬼怒川プラザホテルの姉妹館で、施設単体収益ではなく、オーバーブッキング時の受け皿など、グループ全体の稼働率を高める役割を担っているのかもしれません。セントラル空調でクーラーが効かないなど課題はありますが、積極的な成長ではなく資産の延命を第一に、キャッシュフロー維持を優先している気がします。旅館再生が叫ばれて久しいのですが、「昭和型大型旅館を低コスト運営へ転換」というトレンドは今も続きます。

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