
昨日は大月に出講する日で、授業の前に大学の近くの温浴施設に行きました。昭和の健康センター然とした施設ですが、朝5時から開いていて600円と料金も手ごろです。富士の伏流水を使う薬草風呂には自社農園で無農薬栽培された薬草が使われ、薬草が香るサウナも程よい湿度で汗をかけます。深い緑に囲まれた外気浴スペースも気持ちよく、ここに来る日はなぜかいつも雨で、雨音に瞑想効果を感じます。過不足ないサウナ、富士の伏流水、自社農園の薬草風呂、雨音の外気浴と静かな時間が600円で手に入るコスパは最強クラスです。施設のディテールを作り換えて、雨音だけが聞こえる森の中のサウナといった物語性を創り出すことができれば唯一無二の施設になります。他方で単価を上げた場合、固定費を賄うだけの売上は見込めそうもありません。多くのサウナ愛好家が求めるのは究極の調いではなく、日常使いができるサウナなのでしょう。