地方創生の本質


週末は年に一度、親戚がゆるく集まる会食がありました。代替わりにより参加者は最盛期ほどではありませんが、親戚づきあいが疎遠になる現代において貴重な時間です。広島県にある瀬戸内海の小島にルーツを持ち、今も浄土真宗の寺が脈々と続いていることは、精神的な支柱としての役割を果たします。同じ苗字にルーツを持つ血のつながりは、最後の信用の証となる気がします。東京で仕事をしていると様々な苗字の人に出会いますが、地方では、特定の名前の人が目立つ閉鎖社会が一般的です。最近よく行く檜枝岐では、3つの苗字がおそらく村民の8割以上を占め、白河の古民家がある集落でも基本的に3つの苗字の家が大半です。若者ほど地方の閉鎖性を嫌いますが、信用や助け合いといった観点から地方を見ると、全く違った景色が見えてきます。地方創生の本質は、血の通う人間関係の再構築なのかもしれません。

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