転地効果と生産性


長野県の富士見高原に通いはじめて30年が経ちます。東京に最も近い長野県は、同時に最も近い高原とも言えます。八ヶ岳山麓の別荘地のなかには標高1,700mを超えるツワモノ物件もありますが、標高1,300mでも避暑には十分で、8月以外はストーブを焚きたくなります。別荘地が一番賑わったのはおそらく1970年代ではないかと想像するのですが、今や周囲は空き地や空き家が目立ち寂れた風情です。それでもコロナ禍とリモートワークの普及により新しい家が建ち始め、多拠点居住の候補地としては有力かもしれません。知名度が低いわりに、県の関わる別荘地ゆえに、スキー場、陸上トラックや温浴施設などが充実し、物件価格だけではなく管理費が安いこともメリットです。標高1,300mは山へのアクセスも抜群で、微妙に雪の降る地域ですから冬の銀世界も楽しめます。転地効果による仕事の生産性向上を含めると、移動コストや時間は妥当に思えます。

Translate »