AI対AIの闘い


会社の決算書がまとまりました。税理士事務所には会社創設期からの資料を保管してもらっており、おそらく昭和40年代以来のお付き合いだと思います。売上と経費はエクセルデータに整理して渡しますが、他人の使ったお金を精査するのは面倒でしょう。AIが普及すると税理士は不要になる、といった議論もありましたが、税理士の仕事の守備範囲は広く、より高付加価値化が求められるにせよ、無くなることはないはずです。昨今では、過去の税務調査を機械学習したAIにより、税務署の調査業務が効率化され、追徴税額が上昇する傾向が見られます。ウクライナの戦場で無人兵器が戦っているように、企業活動においても、AI対AIの闘いは現実に起こり始めています。仕事が飛躍的に効率化されることで、人間の行う仕事は何か、改めてその意義が問われるはずです。向上心と好奇心を失えば、人は存在価値を失う時代なのかもしれません。

Translate »