人間の可能性追求


4月16日にポルシェ911 GT3がニュルブルクリンク北コースで、マニュアルトランスミッション車として最速の記録を樹立したと発表しました。スポーツカーを製造するポルシェやフェラーリでさえ、正規販売から大半のMT車は駆逐されてしまいましたが、GT3の顧客の中で、マニュアルを選択する人が増えていると言います。車両重量は1,462kg対1,479kgとMTが軽いものの、0→100km/h加速は3.9秒対3.4秒でDCTに軍配が上がります。N-VANでも低速からのトルクが厚く、安楽かつ重厚感のある加速のAT車に対して、MTは忙しくギアを変える必要があり、さらに燃費が悪ければ選択する理由がありません。しかし、ギアチェンジをしながら走る爽快さは圧倒的で、詰まるところその違いは人間の可能性追求にあると思います。もし機械任せのスピードが重要なら、車よりはるかに遅い人間が走るオリンピックに、世界中があれほど熱狂することはないと思います。

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