直し続けて住む暮らし


昨年後半にN-VANが来てから生活が一変し、各地のサウナと古民家を頻繁に見に行きました。以前なら遠くて行けないと思う場所でも、日本一安いキャンピングカーとの呼声が高いN-VANなら、その恐るべき居住性と長距離走破能力により、地続きである限り行けない場所はありません。古民家というと茅葺屋根のいかにも昔懐かしい形状をイメージしますが、新建材によって醜く改造されてしまった寂れた家屋のなかにも、手彫りの太い梁が通っている建物があり、これも立派な古民家だと思います。日本中の空き家の大半は残す価値のない粗製乱造された工業製品ですが、今後建てられることのない、郷愁を掻き立てる家は再生すべきでしょう。快適性という美名のもとに改悪されてしまった部分を自然素材に戻し塗装をするだけで、風景に溶け込む美しい家に再生できます。家の価値を上げながら直し続けて住む暮らしを定着させたいものです。

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