写真修正の波紋

YouTube界隈では、発足したばかりの石破政権をネタにするエンタメ化が盛んで、「だらし内閣」という流行語を生んだ組閣後の官邸写真が拡散しました。政治への関心が高まるのは良い傾向ですが、官邸が写真を修整したのは問題だと思います。ルッキズム以前の問題として国の信頼に関わり、首相官邸による公式写真の加工は独裁国家が使うフェイク写真と同じです。今年3月キャサリン英皇太子妃が子ども3人と一緒に写った家族写真が加工されていたことが発覚し、主要な通信社がこの写真を一斉に削除しました。プライベートとして撮られた写真ながら、王室がXに投稿した画像は歴史的な記録であり、完全な信頼を得る必要があります。価値観に基づく人為的修正は事実を伝えるジャーナリズムにおいては許されず、効果的に嘘をつける写真を偽れば誰も信じなくなるのでしょう。

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