昨日は2か月ぶりに西岳に登りました。普段なら1時間10分台で登る山道に2時間以上かかり、日頃はかかない量の汗をかきます。フィアットが入院中の2か月間は山に行かなかったために、太ったラブラドールも苦しそうです。動物は動くことのために最適化された生物であり、動かなくなった瞬間に肉体の退化が進みます。われわれが老化と呼んでいる現象の正体は廃用性萎縮であり、「若返る人―50歳のまま、80歳、それ以上を迎える方法」を著した進化生物学者のヘンリー・ロッジは、加齢に伴う肉体的変化の70%までは、運動によって逆転できる、と主張します。衰える肉体を押し返す秘訣は、週6日のハードな運動という説は過激ですが、加齢=衰え=死、という思い込みを消し去るだけで健康寿命が延びるのかもしれません。衰えは加齢のプロセスに現れる正常な現象ではない、という言葉に希望を見出せそうです。