昨日は白河の古民家再生現場に行きました。平成まで住宅として使われていた室内の天井を壊すと、江戸以前からある家の歴史を物語るものが姿を現します。元々この家に住んでいた人の話によると、以前は馬や牛が一つ屋根の下に人とともに暮らしていて、梁には馬蹄がつけられています。馬小屋はサウナ施設の女性更衣室付近にあり、牛舎は男性更衣室のあたりとされます。梁の最も天に近い最上部には神棚があり、直径80cmほどのスズメバチの巣も屋根裏で見つかりました。日本の伝統的な家屋では、子どもの成長を記録するために柱に印をつける柱のキズが家族の思い出として大切にされます。しかし大半の家は代々使われ続けることはありません。数世代にわたり使われる古民家の魅力は、牛や馬が人と暮らしていた、自分の知らない時代に想いを馳せることができることでしょう。