フィアットが修理工場に入り1か月以上が経ちます。ドイツ向けの並行輸入車のため、工具をドイツから取り寄せたこともありますが、修理の目途が立たないと、次の車も考えざるをえません。問題は候補がないことで、4WDディーゼルのマニュアルトランスミッションの条件に合う車を、日本で買うことはできません。マツダにはMTのディーゼルエンジンが残りますが、4WDは選択できません。MTのこだわりを外せば、4WDのディーゼル車の選択肢は一気に広がります。今や国内を走るクルマの98%がAT車ですが、鳥取環境大学によると、調査したすべての年でAT車はMT車のほぼ2倍の高い事故率を示しています。クラッチペダルを踏む必要のあるMT車は、踏み間違いによる暴走を防ぐこともできます。車を操作する楽しさだけではなく、エンジンブレーキが効くなど安全性も高く、認知能力の維持につながるMT車はもっと評価されるべきでしょう。