
10年ほど前から、学生の3割程が起業を目指す傾向は今も変わらないと思います。その割合は大学によって変わりますが、共通するのはこれらの学生は授業に臨む態度が明らかに違うことです。毎回出してもらうコメントペーパーも、他の学生がA4の半分程度しか埋めないのに対して、ときには裏面まで使って疑問点や意見をびっしりと書き込みます。もちろん前列に座り、授業中も積極的に発言します。普段から前向きの姿勢を貫くことは、起業せずに組織に入ったとしても、大きなアドバンテージになるはずです。起業を目指すから積極的なのか、主体性の高い学生が起業に関心を持つのか分かりませんが、起業で生き残る確率はごくわずかです。資本主義は底辺への転落を伴う冷酷なゲームであり、その厳しさの最前線にあるのが起業だと思います。それでも自分の信じるものに賭ける人生こそが、最も自分らしく生きられる気がします。