憎んでいたのはATではなかった


N-VANに乗り始めて2年弱、自分史上最速で7万kmに到達しました。旅館の運搬用途に買った車ですが、20万km走ったフィアットが動かなくなりメインで使うようになりました。自分史上初の国産車かつ最小排気量の商用車がこれほど好きなのは、MTの4WDが世界的な希少種になったからです。ATを蛇蝎のごとく嫌うのは、運転の楽しみを奪うからです。700馬力超のATフェラーリより、53馬力のN-VANをMTで走らせた方がはるかに楽しいと本気で思います。しかしその認識を改めたのは先日白馬で乗った、オフロードビークルのPolaris RANGER XP 1000です。CVT のPolarisがこれほど衝撃的なのは、理屈より先に身体が反応する快感です。助手席に乗せてもらっただけでも思わず声が出ます。スキー場の急傾斜を異次元の走破力で駆け上がる楽しさは痛快無比です。私が憎んでいたのはATではなく、身体性を奪う車だったのだと思います。

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