


昨日は板室温泉のゲストハウスLeu.に泊まりました。古い旅館をリノベーションしたデザイン性の高いゲストハウスで、4,900円は妥当に思えます。平日とは言え宿泊客は他になく、源泉かけ流しの温泉などの固定費を賄うのは難しそうです。事業が成立するのは、親会社である中堅ゼネコンの財務基盤が厚いからかもしれません。天保年間に江戸で創業した材木商に始まり、業歴が200年に及ぶ老舗企業です。戦時中に疎開先の栃木県黒磯市で材木商、家具の生産を手がけ、那須は第二の祖業の地とされます。自社施工は他の施設より有利な条件ですが、他方で自社のショールーム機能を持たせるなら施工費はそれなりにかかり、補助金があったにせよその前途は多難が予想されます。地域コミュニティ+長期滞在という関係人口創出型ゲストハウスは、コンセプトは美しいのですが、板室温泉の実需とは乖離しており、強力な営業力が必要なのでしょう。