
カトマンズ到着から11日目にして、今回の旅の目的地であるエベレストペースキャンプEBC5,364mに来ました。世界中から登山隊の集まる国際色豊かなEBCは、おそらく一般観光客が到達できる極地と言えるでしょう。隊のなかで完全な健康を保っている人はほぼ無く、極地観光の過酷さは生存競争の様相を呈しています。極地観光の魅力は人類の生存が難しい未踏の大自然ですが、一方でその魅力とラグジュアリーな旅を共存させるラクスペディションが流行ります。しかし、ラグジュアリーが成立する段階で、もはやそこは極地ではなく矛盾が生じます。ヘリコプターで到達することはできますが、ラクスペディションは終わりのない焼き畑農業の罠にハマっているような気がします。